4Gから5G、そして6Gへ DXへの取り組み

コーディネーターブログ

皆さんはスマホの買い替えサイクルはいかがですか?
昨年から5G対応機種も多く販売が開始され、わくわくしながら「あれ?」と思ってる人もいるかも知れません。
5Gは速くなるんじゃないの?

5Gは通信規格で、第五世代の通信規格。キャリアだけでなくインフラが揃って始めて5Gが使えます。インフラでの5Gも2種類あり、同じ5Gエリアでも体感速度が違う場合もあるかも知れません。規格としてはいずれにせよ今までより速いのですが、5Gの中の2種類でも速度に違いがあります。
ましてや、なかなかインフラがカバーできていないのも事実です。

ちなみに、このよろず支援拠点の場所も5Gの圏外ですし、私の家(一応熊本市で区役所の近く)も5G圏外です。
つまり、私が今キャリアを買い直しても、あまりそのへんの利便性は享受できないのですね。

新型コロナで様々なところで動きが悪くなっており、さらに米中の駆け引きや半導体の不足など、様々な要因が折り重なってしまっています。
5Gが気持ちよく使えるようになるには、人によってはまだまだかかりそうです。

そんななか、6G…つまりさらに次世代の通信規格について2030年を目標に動き始めています。

しかし、問題は日本はIT後進国であるという点です。技術者も不足しています。
日本は不景気が続いている…とお嘆きの方は、IT業界自体が常に人で不足と言われています。
死にものぐるいで勉強すれば、仕事はあるのでは無いでしょうか?

それはさておき、6Gが目標とする2030年に、もう一つ、この年を目指して進んでいるプロジェクトがあります。
それは、ムーンショット計画。

・2030年までに、1つのタスクに対して、1人で10体以上のアバターを、アバター1体の場合と同等の速度、精度で操作できる技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub1.html

SFの未来が、目標年を得て動き出しています。
2050年を最終目標にロードマップが描かれています。

こういった中で皆さんの事業はどうなるのでしょう?

これは私の妄想として読んで下さい。
皆さんの多くが将来アバターを使って仮想空間で日常を送るようになるとします。
今の日常と同じようなことをネット上で行うわけです。
現実世界にどんな影響がおこるでしょう?

不動産は?会社事務所のテナントは全てでは無いにしてもかなりネット上に移ると考えてみてください。バーチャルですから、いくらでも拡張可能です。あるとしたら、今のサーバー的に空間を何TB使ってるから毎月何万払って下さい。みたいな感じでしょうか?場所を選ばなくなってくるので、リアルの不動産の価格は下落するかも知れません。
そうなると、移動も仮想空間です。クルマやバス、電車…使用者が激減すれば価格も高騰するかもしれません。
事務所で使う事務家具などはどうでしょう?バーチャルで済むので、モデリングさえできてしまえば現物を作る必要はなくなってきます。メーカーは大変です。

服も同じですね。バーチャルでアバター様に着替えオプションなんて、今でももうゲームでやってますね。
家で寝ながらネットにダイブするだけなら凝った服も必要なくなります。生き残るのは職人ではなくデザイナー・クリエイターでしょうか?

それらは自分のビジネスに当てはめるとどんなことが起こってくるでしょう?

移動も移動時間がいらなくなり、今以上に成果を求められ精神的にも疲弊がすごいかも知れません。

そこまで来ると、もう年輩の人は対応不能かもしれません。

しかし、最短では10年を切るタイムスケジュールです。
わずかずつでも、すぐにでもデジタルに関わって認識していかないと、10年後に仕事は消えているかも知れません。

この時代の変化、あなたはどのように見ますか?

デジタルを使った事業イノベーションを強く意識しておくことを強く推奨しておきます。

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