熊本地震で閉店 → 心機一転移転開店→お客様半減→そこから復活中！

熊本県よろず支援拠点チーフコーディネーターの鹿子木（かなこぎ）です。２月２２日のブログで熊本地震で閉店を余儀なくされた後、やっとの思いで新天地に移転開店したものの新規客は毎月１～２名。途方に暮れて当拠点にお見えになった美容院経営者ご夫婦。いろんなやり取りを経てご夫婦二人三脚で取り組まれた結果、毎月30名を超える新規客が来店されるまでに回復しているお話をご紹介させて頂きました。

実はこの美容院さん、地元新聞社が熊本市圏にて毎週発行する生活情報誌に小さな広告を掲載されておられます。新天地に移転された結果、地域において知名度はまったくありません。これまで馴染みのお客様も遠く離れての開店だったこともあり随分減ってしまいました。ですから、この生活情報誌への広告掲載による新規客獲得にお店の存亡がかかっているといっても過言ではありませんでした。でも広告の結果はご紹介したとおりでした。

では、何をやってこれだけの新規のお客様が毎月来店されるようになったのか。期待を裏切るかもしれませんが、それはただ一点、“ これぞこのお店の強み “を発信しただけでした。

前回のブログで紹介した経営者ご夫婦との幾度とない問答。そしてたどりついたのが、加齢とともに髪が細くなりパーマがかかりにくくなった、あるいは、トップの髪がぺたんこになって悩んでおられるご年配女性向けに発信した『「ボリュームアップパーマ」細い髪専用パーマで若々しく』をヘッドコピーにして衣替えして掲載した広告でした。

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その強みを最も欲しがっておられる方に、その強みを発信しただけだったんです。非常にシンプルでしたが、実は、お二人は当初まったくそのことに気づいておられませんでした。でも、気づかれました。このお店が存続していく針の一穴を。

わが社（お店）の真の強みは何なのか？　どうもすっきりしないとお思いの経営者の皆様。熊本県よろず支援拠点でお待ちしております。お気軽にご利用ください。もちろん、何度ご利用されても費用は一切かかりません。